1月 30, 2018

" 注文を受けてから少量焙煎 "

コーヒー豆は、赤道直下の農園で栽培・精製されてから、日本までコンテナで運ばれてきます。その豆を「生豆(なままめ)」と呼びます。これはまだ緑色〜黄色の豆で、このままではもちろん飲むことができません。この「生豆」がどのようにして「焙煎コーヒー豆」に製造されてお届けされているのか、COFFEE&CO.のRoasting Labの作業を詳しくご紹介します。

1. 生豆入荷・保存
生豆入荷・保存イメージ 厳選されたスペシャルティ生豆も保存状態が重要、1回目のハンドソーティング(選別)をした後、24時間エアコンディションされた定温ストックヤードにて保管します。
2. 計量
計量イメージ

焙煎より約15%程度重量が減少しますので、その分多めに計量します 焙煎度によりますが、生豆100g→焙煎豆約80〜85gになります。 プレミックスブレンドの場合、この時点で生豆の調合を行いその後焙煎します。

3. 2回目のハンドソーティング(選別)
2回目のハンドソーティング(選別)イメージ

特にカビ豆、過発酵豆はフレーバーに大きな影響を与えますので、再度丁寧に取り除きます。

4. 焙煎・冷却
生豆を投入
オリジナル作成の焙煎プロファイル(温度/風量/時間)をセットし、焙煎をスタート 豆の種類、季節、目指すフレーバー等によって、事前に開発した約100例の プロファイルから選択します。その場でプロファイルを作成することも
まずは生豆に10%程度含有されている水分を抜く乾燥工程
豆の温度が約160℃を超えると焙煎工程に入り、色づきと共にコーヒーの味と香りが形成されてきます
約180℃を超え、香ばしさや酸味と苦味のバランスを整える仕上げ工程へここで浅煎り〜深煎りまでの焙煎度合いが決定されます
焙煎の進行を止めるため、約200℃で取り出し急速に冷却
3回目のハンドソーティング(選別)
糖分が十分に含まれない未熟豆を中心に三度目の選別を行います
5. ブレンド(アフターミックス)
アフターミックスの場合は、複数豆を焙煎した後に調合を行います
6. カッピング
イメージした香りと味が出ているか、カッピングで確認します
6. 袋詰め、梱包

丁寧にビン/袋詰めしてお送りします。

もうすぐ素晴らしい香りがお手元に届きます!