コーヒーを飲んだとき、口の中で感じる繊細な味と香り(フレーバー)を
うまく捉えられたら、コーヒーの楽しみがグッと広がると思いませんか?
たとえば、一口に「酸味」と言っても、さわやかな柑橘系のフルーツ感だったり、
それが赤い果実のようなベリー感だったり、甘みを伴うドライフルーツのような
熟成感だったり、あるいはお酢のような強い酸味だったりと
さまざまな「酸味」があります。
コーヒーの香りは一説によると一杯に1,000種類以上含まれているとも
言われています。その奥深さが世界中の人を惹きつけてやまない魅力の
ひとつでもあるのです。
COFFEE&CO.では、「おいしいコーヒーのある毎日」を応援するため、
これらのフレーバーにもっと気軽に親しんでいただければと考えました。
そこで、多彩なフレーバーを「色」でわかりやすく表現するデザイン
インターフェースを採用しました。
コーヒーは一見、深く黒い色をしていますが、口の中に入れるとじつは
驚くほど色彩豊かな液体なのです!
この9色のカラーリングの図案は米国スペシャルティコーヒー協会(SCAA)と
ワールドコーヒーリサーチ(WCR)が共同開発したスペシャルティコーヒーの
指標「コーヒーフレーバーホイール」に準拠しています。(2016年改訂版)
引用:SCA(Specialty Coffee Association)
ご興味のある方はSpecialty Coffee AssociationのWebをぜひご覧ください。
Reinventing the (Flavor) Wheel: Industry Collaborates to Identify Coffee Flavor Attributes
COFFEE&CO.では色彩豊かな「スペシャルティコーヒー」の世界を多くの方に
知って頂くため、このカラーリングの考え方をロゴマークに採用しました。
これにより、たとえば先ほどのようにフルーティなレッドや、花のようなパープル、
酸っぱさのイエロー、など「酸味」という感覚を色に置き換えてみることで、
多くの方が直感的に特徴を感じとりやすく、コーヒーをもっと身近に楽しめるように
なるのではないかと考えています。
そして、それぞれのブレンドやシングルオリジンなどの各銘柄の特徴を示す
アイコンとして、ロゴマークを発展させた「9色のフレーバードット」で表現
しています。
フレーバーのドットのサイズを3段階で表現し、ヘッド・ボディ・ベースの香りを
視覚的に示します。
どんな味と香りのフレーバーであるかはドットを見れば一目瞭然で、コーヒーを
飲む際にその色をイメージしながらフレーバーをたどる楽しみもできるようにも
なります。
また、飲んでみた感想から、もう少しフルーティな酸味を加えることや、
もう少しチョコレートの甘みを感じられるように等々、次回のフレーバーを
お好きな方向へ調整していくことが可能となります。
COFFEE&CO.では、複雑で繊細なコーヒーの世界をできるだけ分かりやすく
お伝えするためのユーザーインターフェースを今後もご提案していく予定です。
9つのカラーを参考にしながら、ぜひスペシャルティコーヒーの味と香りを
より深くお楽しみください。